木材を扱うときに気を付けるのが汚れ。
というよりも指紋です。
どんなにきれいな手で扱っても数年後に現れるのがこの指紋。
施工した時は目に見えないので余計にやっかいなんですよ。
ですから常に濡れたタオルで手を拭いたりしていますがさすがにこのような板は触るだけでも問題ありです。
結果的に手袋の登場となるわけですね。
しかしこの暑さですぐに汗をかきますのでそのたびに手袋を交換します。
これだけでもなかなかの手間ですよ。
でもそれくらいしないと数年後に指紋だらけの杉板になってしまうおそれがありますので。
クローゼットを施工中です。
よく見ると短い板も使用しているのがわかりますか?
通常であれば廃棄してしまう板ですがあまり目につかないクローゼットの中であれば問題なく使用できます。
使わなければ産業廃棄物ですが使えば立派な無垢の杉板ですからね。
これだけでもなかなかのコストダウンですよ。
点検口だって自分で作ればわざわざ買わなくても適当な材料でお好みの大きさに作れますよ。
必要ないお金をかけるなんてもったいないですからね。