
玄関はアルミ色のシンプルなもの。
最近の流れでは木目調が流行りですがこちらを選択したのは理由があります。

築30年の日当たりが良いお宅の玄関サッシ。
木目調の印刷物がはがれてきています。
外回りのものは雨や日差しにさらされていますのでどうしても問題が起きやすいですね。
特に南向きの玄関サッシは装飾や塗装に凝っていますのでトラブルが起きやすい。
30年もてばよいと考えるか、30年後もトラブルの心配は避けたいと考えるかですね。
大切なのはこういうことが起きる可能性があるということを理解してから選択することです。
ちなみに築13年で塗装が剥げてしまったお宅もありました。
メーカー側は「立地環境が悪いのでは?」としか言いません。
絶対に「うちの塗装が悪かった」とは言ってくれませんので。

洗面台も一般的なものです。
打ち合わせ当初は無垢板にボウルだけをはめ込んだお洒落なものも考えていましたが使い勝手を考えてこちらにしました。
掃除も楽ですし、収納もありますからね。

お風呂の必要のない棚も取り付けませんでした。
飾り棚なんかもそうですがほこりがたまるだけだからということで作りませんでしたよ。

洒落た埋め込みライトも使わないということでメインの照明器具で明るさを重視しました。
吹き抜けもいらない、ほこりのたまる化粧丸太梁もいらない、と。
もちろん実用性重視だけでもそっけないですし、逆に見た目だけを重視して使い勝手が悪くなることもあります。
メリットだけではなくデメリットも考えることが大切ですね。
デメリットを理解した上での選択であれば後悔することが少なくなりますよ。