
杉床板のリビング。
完成してしまえばわかりませんが厚さは30mm。
それと完成してしまえばわからないところ・・・

この時期の乾燥で床板がやせて板と板の隙間が大きくなっています。
まあこれは無垢材だから当たり前のことですね、梅雨時期になれば元通りに戻ります。
それを毎年繰り返すのが無垢材ですのでここは問題ありません、逆に正常。
問題は板自体の反り。
凹に反っているのがわかります?
これだけ反ると最近の施工方法では板が敷居より上がってしまいますよ。
でもうちは大丈夫!全くその心配はしていません。
なぜならば・・・

床板を凸状に加工して・・・
おっと、根太はひのきだなー。
かぶせて、梁もひのきだな。
と、そんなことを見ているのは職人だけですが・・・
ここも隠れてしまえばわからないところですね。

敷居に溝を掘って凹状に加工して・・・

合体!だからいくら反りあがっても大丈夫!
でも・・・こういうところは出来上がってしまえば見た目は同じですので・・・
とはいえ、これをしておかないと・・・ねー。
これをしないで済ませるほど私は度胸がありません。
いろいろ心配しながら慎重に施工をしないとね。