材木屋さんに安い屋根材があるので使ってみないかと声を掛けてもらいました。
材木屋さんに柱を見に行ったときについでに見てきましたけどなんの問題もないので即採用!
それがこれ、ひのきの屋根材です。
なんで安いのか?
安いのに1年間も倉庫に放置されていたそうでして。
角に丸いところがある。
それだけ。
あとちょっとだけ曲がっているものも混ざっているだけ。
ほんのちょっと丸いだけですよ。
こんな程度の丸みです。
全く問題ありません。
これだけで安いんだからねー。
一番安い理由はこういう材料はプレカットの機械には使えないということでしょうか。
使えないというか使いたくないので敬遠されるんですね。
結果、使われないので安い材料として扱われるんですね。
墨付けする大工にとっては本当にありがたいことです。
もちろんお施主さんにもね。
これ以外にどうしてもまっすぐな材料が欲しかったのでこれと一緒に6本ほどちょっと高い材料を頼みました。
値段と引き換えにまっすぐな状態のものが多いんですね、そちらは。
しかしそれを注文したことを忘れた私はこの安い材料と混ぜて墨付けしてしまいました・・・
6本頼んだことに気づいたのは本数があと15本くらいになったときでした。
「あれ?本数が多いなー・・・勘定を間違えたかな?」と思い伝票を確認すると・・・
「あっ!」とここでようやく気づいたんですね。
しかしこの安い材料の残り15本の中にもしっかりまっすぐなものもありましたので一安心。
まあそれくらい大差がないということです・・・違うのは金額だけですね。