日本中で大きな地震が起きています。
静岡県でも耐震工事を推進しています。
一般住宅の耐震方法はわかりますが古民家でも耐震工事は可能とのこと。
そこで浜北建築組合では経験豊富な先生をお呼びして勉強会を開いていただきました。
そもそも耐震とは?という初歩的なことから教えていただきましたが意外と知らないとことばかりでしたよ。
古民家ではコンクリートの基礎がありませんので基準となっている耐震方法では対応できないんですね。
ですからそもそも耐震とは?というところから考えなければいけないということなんですね。
古民家などの伝統工法が好きな先生でしたのでどちらかというと考え方が大工に近い方でした。
ですから計算上だとこうなる、というだけの話ではなかったのが興味深かったですね。
計算上では丈夫な家(耐震等級3)でも熊本地震ではたくさん倒壊したことやどのような間取りの家が倒壊していたかの分析結果も教えていただきました。認可されていても不具合が起きていた耐震金物なども・・・
合計で4時間ほどの勉強会でしたがとても短い時間に感じた中身の濃いお話でしたよ。