押入を改装しての水屋が完成しました。
床や鴨居などはひのき、腰壁は杉、棚も杉で仕上げました。
すべて無節の無垢材ですのできれいですね。
壁と天井はクロス仕上げですけど悪くないでしょ?
水槽は底の部分がステンレス、立ち上がり部分は銅です。
銅の色が反射しているのですべてが銅製に見えるでしょ?
ここに竹を敷くんですがそれはご主人様がおこないます。
奥には竹釘を打ち込みました。
お茶を混ぜる茶具を掛けるところです。
こちらはひしゃくを掛ける竹釘を施工。
今回は既製品の竹釘が市販されているということでお施主さんに用意してもらいました。
これまでは自作していたんですがこれがなかなか手間がかかりまして・・・
7~8本も作ると半日がかりですので。
建具は建具屋さんに作ってもらいました。
無垢材や突板(ベニヤの表面に化粧材を貼り付けたもの)も検討したんですが高価でしたので水に強いタイプの材質にしました。
とはいえ一般の方には見分けはむずかしいでしょうから見劣りしませんよ。
お茶碗を洗うためには水が必要なんですけど水道をひくとなると大工事になってしまいます。
ということで水のタンクを置くというお施主さんのナイスアイデア!
簡易的な水屋ですのでこれで充分ですね。
ちなみに床の間の天井はこんな感じに仕上げりましたよ。
これも一見すると木にしか見えないですね。
おわり