連休前に恐ろしく高価な床板のブラックウォルナットやひのきの無節の縁甲板を使用したりお風呂のリフォームをさせていただいたお宅。
リフォーム第3弾はキッチンです。
たいへん奥様にはお待ちいただきました。
まずは既存の流し台の撤去です。
その後、水道屋さんとガス屋さんに新規の配管工事をしてもらいました。
電気屋さんにはコンセントやTV配線などをお願いしました。
リフォーム時はコンセントなどを増設できる良いチャンスですからね。
急きょ天井もきれいにしたいということで天井に石膏ボードを施工。
その後、床板を施工。
今回もなかなかの材料ですよ。
レッドオークの1枚もの、正真正銘の無垢材です。
無塗装品でしたので別途でウレタン塗装をしてもらいました。
塗装をすることを敬遠する人もいますが塗装をしないと活きない材質もあるんですね。
タモやケヤキ、黒檀なんかもそうですが、塗装していないと流木程度の印象ですよ。
レッドオークも無塗装品を見ましたが同じような印象でした。
結果、塗装のおかげでこんなにきれいに仕上がりましたよ。
そういえば今回のお施主さん、集成材は無垢ではない事を思い出させてくれました。
なぜか柱や梁などの集成材は悪者扱いされるのに床材は貼り合わされていても集成材と呼ばないんですね、無垢材と呼ぶ。
わかりますよ、柱や梁は家を支える構造材だから大事と言うんでしょ。
でもやっぱり貼り合わせたものは床でも集成材です。
この感覚を大工の私も忘れていました・・・
塗装することで木自身の色や木目が浮き出てきます。
お化粧が必要な木もある事をお忘れなく!
同じ木なのにいろいろな表情があるでしょう?