築40年のお宅。
屋根瓦が割れていたので交換をしたかったのですがさすがにこの色の瓦は今はないだろうと・・・
一応、瓦屋さんに聞いてみると・・・今でも作っているとのこと。
ちょっとびっくり。
このように将来のことを考えるとあまり変わった瓦は選択しない方がよいですね。
こちら軒先のしっくいが剥がれ落ちていますので補修が必要です。
ここでちょいとアドバイス。
昔は悪徳業者と言えば床下だったんですけど最近は屋根と塗装が主流です。
特に屋根はしっくいと瓦のズレ。
近くで新築工事をしていたらお宅の不具合を見つけた、とか。
車で家の前を通ったら不具合に気づいた、とか言って近寄ってきます。
すべてウソなのでしっかり断ってくださいね。
断った後にいつもお願いしている業者に相談してくださいね。
そうしないと適当な工事をされて莫大な代金を徴収されますよ。
プラスチック面戸で補修。
雨どいを支える金物も数本交換して終了です。
最後にこのお宅で発見した職人の遊びごごろを紹介。
これ、下見に来た時のこと。
こういうところってハチの巣があったりしてとても危険。
ですからそーっとのぞいて確認。
前にリフォームしたお宅でもそうでしたけど左官さんのあそびごごろ。
40年経過してもこのお宅の方はこの存在を知りませんでした。
むかしの職人さんは心にゆとりがあったんですね。
そういえばいつも仕事が楽しいって言ってましたもん。
腕の良い左官さんだったんですけど今は引退されています。
今はうちのお客さんとしてお付き合いがあります。
こういう職人さんに仕事を依頼されるのって大工として結構うれしいんですよ。
うちのコンセプト!
ゆとりのある現場、ということで。