垂直に組むだけならたいして難しくない野物の梁組み。
ただ、斜め掛けとなるとちょっと難しい。墨付けが間違ってはいないかと心配になるものです。
9月の上棟まで心配の日々が続くくらいなら仮組みをしてみようと思いました。
結果から言えば”良く出来ました◎”
しかしうまく組めたので良かったもののこれがもし間違っていたら・・・
これから再び丸太を注文して墨付けし直す・・・なんてことは日程的に出来ません。
もちろんプレカットでチョチョイのチョイとやってもらうわけにはいきませんからねー。
これが墨付けのプレッシャーですね。
間違えていたら上棟日に大恥をかきます。大工もお施主さんも大恥です。近所の笑いものになってしまいますよ。
これまでにそういう大工さんを実際に見たことがありますからその恐ろしさは知っています。
まあそれだけにうまく組みあがった時はうれしいものです。
”俺が一から造った家なんだ―”って愛着が違いますよ。
すべての材料に大工の手間が懸けられていますからね。