カワイ材木の会長さんに何とかお願いして揃えてもらった芯挽き仕様のひのき柱。
品質を確認してみると衝撃が・・・
開けてびっくり玉手箱!
わかります?この違和感。
節が少ないんですよ。
節というのは・・・
黒い点のようなもの。
小枝の部分です。
本当に節がない!
節がない柱は役物と言ってとても高価なんですよ。
和室に使用するような柱です。
節が一つあるだけで一気に価値が下がるほどなんですよ。
そういえば会長さんが「大場さん、良い柱だからといって保管しておかないでね」と言っていたのを思いだしましたよ。
こういう意味だったのかと・・・
本当にすべてとっておきたいくらい良い柱ばかりですが代替え品がないのであれば使用するしかありません・・・
こんなにきれいな柱を役物として使用しないなんて本当にこの柱たちに申し訳ないです。
ですから数本ですがせめて日の目を見るような使用方法を考えましたよ。
ちなみに今回は数本多めに購入しましたので選りすぐりの良質な柱は保管しておきました・・・
これは大工のサガで良い材料はキープしておきたくなる生き物なんですよ。