2020年08月31日 20:28
玄関軒先 6寸角柱 立ちます②
玄関先の屋根を支える柱を立ちます。ちなみにこれまでは鉄柱の柱1本で支えていました。まずは鉄柱も立っていないところから立ちます。梁の状態を確認すると・・・太い梁なんですけどそれでも少しだけ垂れていましたので油圧ジャッキで調整。柱はこの束石の上に立ちます。...
大工のひとりごと
2020年08月31日 20:28
玄関先の屋根を支える柱を立ちます。ちなみにこれまでは鉄柱の柱1本で支えていました。まずは鉄柱も立っていないところから立ちます。梁の状態を確認すると・・・太い梁なんですけどそれでも少しだけ垂れていましたので油圧ジャッキで調整。柱はこの束石の上に立ちます。...
2020年08月28日 18:13
上棟前に仕上げておいた太さが6寸角のひのき柱。6寸とは1寸が約3cmなので約18cmです。長いものと短いものを1本ずつトラックに積み込みまして・・・上棟時以来この鉄柱で支えていました。完成間近までこのままでもよいかと思いましたが少し頼りないので柱を立つこ...
2020年08月27日 18:39
上棟前の様子。6寸角柱2本。6寸とは約18cmです。正確に言えば6.7mのものを切って2本にしました。ちょっともったいなかったんですけど3mを2本買うよりも安かったので・・・なんとも年輪が詰まったひのきだこと。なにか書かれていますね。6.7とは6.7mのこ...
2020年08月26日 18:42
これは柱です。四角い柱。では大間柱とは?これが大間柱です。柱と柱の間に施工されます。厚さは30mmですので柱よりもだいぶ薄いです。四角い柱と薄い大間柱によって壁の下地材となります。大間柱の材質は主に杉かひのき。(集成材もあるそうですが・・・)当然ひのき...
2020年08月25日 18:43
これが床の断熱材(グラスウール)です。これの採用理由は・・・伸縮自在ですので隙間なく充填できるためです。こちらは和室。和室は畳が敷かれるので床下地への負担が少ないです。そのため支える木材も大まかになっています。同時進行で水道屋さんが水やお湯、排水などの...
2020年08月24日 18:32
家の外回りを防水紙とアルミサッシで覆いましたので雨の浸入の心配がなくなりました。というわけで上棟前に加工しておいた床下地を組んでいきます。床下地が組まれたら防蟻処理。白あり対策の薬剤散布です。乾いたら床の断熱材を充填していきます。つづく
2020年08月23日 18:18
連日の猛暑。体も暑さに慣れていますので作業自体に支障は出ていません。そもそも大工は家の中での作業が多いので外での作業に比べたらやさしいものです。なんて思っていましたが日に日に朝起きるのがつらくなりまして・・・とはいえ起きてしまえばスイッチが入るのか疲労...
2020年08月21日 18:25
フローリングの下地材として28mmの合板を使用します。合板は劣化するので強度が落ちるのが当たり前という感覚でしたが実験という意味で外に雨ざらしにしておいたものがうちの作業場にあります。そして毎日のようにトラックでその上に載っています。3年くらい経過してい...
2020年08月20日 19:54
昨日の続き。このように斜めに釘を打つときは機械式の釘打ち機は使用しません。理由はイメージ通りに釘を打つことが難しいからです。実際問題、機械で打つと本当に釘が利いているのかよくわかりません。利いているのかもしれませんが確信が持てないんですね。特にこのよう...
2020年08月19日 18:23
最近では常識ですが機械で釘が打てます。連結された釘を空気圧で打つんですがなんと90mmの長い釘まで打つことが出来ます。見た目は機関銃のようですが実際は1本ずつ打ちます。でもうちでは大きな釘はあまりこのような機械では打ちません。正確に言うと材料に対して直...
2020年08月18日 18:14
玄関の当初の予定はこのような2本引き戸でした。しかし最近では開閉しやすいように握りバーを付けるので出入りするスペースが狭くなってしまいます。それを解消するために・・・このような3本引き戸をお勧めしました。戸は3本ですが・・・スライドする戸は2本ですので...
2020年08月17日 19:52
2階の部屋を明るくするために瓦屋根の一部を開口してあります。この部分に屋根を作ります。下地のほとんどは合板ですが・・・軒先と・・・端っこは無垢の木材(貼り付けなどの加工をしていない木材)を施工します。軒先はこれだけ張り出さなければいけないので通常の2倍...
2020年08月12日 17:45
夏休みは13日(木)からの予定。そんなわけで今日も現場へ向かいいつものように作業。しかし今日の暑さはちょっと違いまして・・・体は暑さには慣れてきましたので意識的には問題ありませんでしたが体はしっかり反応していつもよりも汗が出ました。連日の猛暑による疲れ...
2020年08月11日 18:41
大屋根の開口部下の屋根を作りました。この骨組みは建前時にすでに組み上げられていました。あとはちょちょいのちょいで・・・この開口部のおかげでベランダと奥の部屋が明るくなりました。大工の仕事は下地を作るまでで後日、板金屋さんが屋根を葺いてくれます。
2020年08月10日 18:13
間取りや外観などの計画段階でのこと。設計屋さんが模型を作ってくれまして。それをお施主さんご家族みんなで確認したんですがベランダとその奥の部屋が暗いのではないか?とのご指摘。それならば大屋根の一部を開口してみましょうということでその場で切り取りました。(...
2020年08月07日 19:11
瓦と水切りのし瓦と水切り板金。詳しくは昨日のブログをご覧ください。それぞれが大事な役目なんですが・・・同じかそれ以上に大事なのが水切り板金の木下地です。板金の施工後に写真を撮ったのでわかりにくいのですがこの板金を留め付けるために木材が施工されています。...
2020年08月06日 18:59
これがのし瓦。雨の浸入を防ぐための瓦です。これは水切り板金。壁から流れる雨水を瓦に流す役目があります。それならば水切りのし瓦はいらないのでは?と思いますよね。確かに最近では水切りのし瓦を施工しないお宅をよく見かけます。それでも施工する理由は・・・実はこ...
2020年08月05日 18:12
瓦葺きが完了しました。とにかく雨が多くてなかなか進行しませんでしたのでこれでひと安心です。和風の瓦と違い平板瓦はシンプルな仕上がりです。平板瓦の良いところはほぼメンテナンスフリーなところです。塗装もしなくてよいですし劣化の心配も少ないので安心して使用で...
2020年08月04日 18:25
少し広いベランダですのでFRP工事は2日間で行われます。下地にガラス繊維を溶液で溶かして密着させます。この状態で防水処理は出来ています。ここで初日の作業は終了です。2日目は塗装して完成です。なんて言うと簡単に聞こえますがとにかく凸凹がないように仕上げるた...
2020年08月03日 19:34
ベランダの床は防水処理をします。FRPというボート(船)などに使用されるガラス繊維を溶解して作られる素材です。この工事は専門業者が行いますが下地はやはり大工が作ります。相手は雨なので少しでも勾配が付いていれば低い方に流れます。とはいえ基準の勾配が定められ...