床合板の下地

床合板の下地


フローリングの下地材として28mmの合板を使用します。
合板は劣化するので強度が落ちるのが当たり前という感覚でしたが実験という意味で外に雨ざらしにしておいたものがうちの作業場にあります。そして毎日のようにトラックでその上に載っています。
3年くらい経過していますがはがれや反りもなく私の予想とは違う結果になっているのでちょっと驚いています。
実験は現在も継続中ですがあまり変化がないように感じます。

というわけでこの合板については以前よりも信頼度は増しましたがそれでも所詮は貼りものです。
貼りつけたものはいつかははがれますので・・・
あくまでも床を支えるのは無垢材ということで45cmピッチで角材を配置しています。























床合板の下地


こちらは和室です。
和室は60mm厚の畳が敷かれますので合板への強度依存は低いためこのようなピッチで角材を施しています。
正直、畳は自分の強度で平らを保っていますよ。
以前、白ありに被害に遭ったお宅の和室の床下地(角材)がほとんど強度がなくなっているにもかかわらず畳の強度だけで床が抜けずにいた状態に驚いた覚えがありますので。(人が乗っても揺れる程度で床が抜けることはありませんでした)

合板に限らず新建材(新しく開発された建材)の使用には注意したいものです。
最低でも10年の実績は欲しいものです。
新建材は出ては消えの世界ですので・・・。



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