天竜浜北建築組合の先輩親方の上棟に呼んでいただきました。
社寺も手掛ける方なので技術はもちろんですが一切の妥協を許さない仕事ぶりを体感できるのが楽しみでした。
写真でしか見たことがないような組み方や写真でも見たことがないような組み方を見ることが出来ました。
(梁組みにはボルトなどの金物は未使用でした)
そしてその精度にも驚きまして・・・
梁組みの精度というものは組んでいるときに体感出来るものです。
そして組めればよいというわけではなく組み具合に納得がいかない時はせっかく組んだ梁組みをばらして調整。
この作業は納得がいくまで何度も繰り返されました。
(4日間で棟は上がりませんでした・・・棟というのは屋根の一番上の木部材です。)
と、ここで紹介したいところですが・・・
人様の技術を勝手に紹介することは出来ないので梁組みや仕口は見せられません・・・
大工の気構えと本当に良い家ってなんだろうといろいろと考えさせられる家づくりが体験できました。
こういう家こそが間違いなく長期にわたって残される建物なのでしょうね。