屋根を支えるこの角材を留めている青い頭の長いビス。
これがなかった時代は釘で留めるだけではなく補強のため金物でも留めなければいけませんでした。
しかし今ではこのビスで留めれば金物で留める必要はなくなりました。
それだけ手間が省けます。
しかし私はそこまでの強度がこのビスにあるとは思っていません。
計算上や実験ではもちろん確認済みだとは思います。
しかし実際に使用するとまれにですが折れることがあります。
まれにですが折れる・・・だから信用ならないんですね。
折れる心配があるのであれば穴をあけてから留めるのも一案。
しかしこの一手間を加えても折れることはありますので。
計算上は大丈夫でも折れるという事実があります。
信用できないのであればもうひと手間加えればよいだけです。
昔から使用している金物を追加しました。
そういう判断をするために大工がいるんですからね。
良いと言われているからとか、大丈夫と言われているからではなく実際に使ってみてどうなのかを判断できるのは大工だけなんですよ。
これは使用するすべての材料や金物に言えることですね。
