なんてことはない桟葺きのトタン屋根、ではありません!
見た目の違いは少ないのですがこれは三晃葺きというものです。
この屋根を葺き替えるわけですがとにかくこの屋根の解体が大変なんです。
というよりも通常は解体しないでこの上に新たに屋根を新設する方法をとります。
なぜならばこの屋根の解体はとても大変だから・・・
今回もそうしたかったんですけど既存の屋根が強風の時にあおってものすごい音がするので解体撤去をしてほしいとのご要望でした。
機械のグラインダー(サンダー)で切ってしまえば楽なんですけどどうしても火花が飛ぶんですね。
その火花は鉄粉ですから風で近所に舞うと後日サビとなって現れるんです。
ですからなるべく手作業で撤去したいんですよ。
想像していたよりもうまく撤去できたのでよかったのですがなんといっても炎天下。
しかもなかなかの重労働。
工事進行よりも自分の体を気にしながらの1日でしたね。
だってまだまだ作業は続きますから初日でくたばるわけにはいきませんからね。