昭和の建物、のこぎり屋根の解体工事ですが問題がいくつかありまして・・・
ひとつは赤丸で囲まれているところです。
外から見るとこんな感じでパイプが見えています。
これは井戸水のポンプです。
井戸水というと時代劇で見るような大きな丸い筒状の穴が掘ってあって、そこから桶で水をくみ取る印象もありますが
こちらは鉄管を地中に打ち込んで地下水をポンプで吸い上げる現代版です。
現代版とはいえ鉄管が古いので移設が難しいためこのままの状態で解体工事をおこなうこととなりました。
非常にリスクはありますがなんとか解体後も使用出来るように養生をしておきます。
ちょうど鉄製の格子がありましたのでちょいと加工してポンプを囲いました。
これで大丈夫だとは思いますが・・・大丈夫かな・・・いや大丈夫と信じるしかありません・・・
なにせ解体屋さんは壊すのが仕事ですので・・・
それともうひとつ私のお仕事が・・・
つづく