加工をお願いしておいたラオス松の床板が届きました。
幅は驚きの１５０ｍｍ！
長さは３６４０ｍｍです。
これが正真正銘、無垢の床板（つなぎ目のない）というものです。
最近はこのような外国材の無垢の床板を目にすることは少なくなりました。
昔は外国材というと安価な印象でしたがこのラオス松は以前から高級品でしたね。
現在では銘木の域に達している印象です。
木目はストライプ状の柾目です。
柾目で１５０mm幅もあるとなると相当な大木ということになります。
しかもその年輪の幅はとても狭いものですので樹齢を考えると申し訳なくなるほどです。
おそらくこの先このような良品を扱うことはないと思います。
こちらが特注加工をお願いした部分です。
床板は凸の雄ザネと凹の雌ザネが組み合わされて施工されるのですが今回の床板にはこの加工が木口には施されていませんでした。
（木口とは長手方向の両端のこと。最近の長い床板は未加工の製品が多いです）
この加工をしておかないと施工後に反りやねじれの問題が発生する可能性があります。
ここまでの手間とお金を掛ける価値が充分ある高級床板ということなんです。
それではすべての床板の状態を確認して上中下に選別しましょうかね。
これも高級無垢材を扱う際には必要な作業ですよ。
