お客さんから「ブロックが危ないので撤去したい」とのご相談。
それならば浜松市からいただけるブロック解体の補助金申請をしましょうということになりました。
市役所に連絡すると２人の職員が下見に現れました。
条件としては既存ブロックは残しても２段までとのこと。
しかも下見に来たのは２月でしたのでそれから申請を出しても年度末で微妙な時期だと・・・
併せてブロック屋さんも忙しくてすぐの工事は無理とのことで４月以降に延期としました。
４月になりましてお客さんのところへ再訪すると「補助金はいらないから既存の３段を残したい」とのご要望に変更。
駄目もとで役所に聞いてみると４月から基準が変わり残すブロック高さが８０ｃｍ以下であれば補助金は出るとの回答。
結果的に４月以降に延期してラッキーでした。
そんなわけで既存３段を残すという申請をすると「アルミフェンスなどは作りませんか？」との役所からの質問。
これは既存ブロックにアルミフェンスを作ると補助金が出なくなるというお達しかな？と思っていると・・・
４月から新設アルミフェンスの補助金も増設されたとのことでした。
その条件としては接道が教育委員会の指定通学路となっているかでしたが調査の結果、クリアーとなりました。
もうひとつの問題はブロック部分はすべて撤去して基礎から新設しなければいけないという条件。
しかしこれは費用がかさむのでお客さんの方からＮＧとなりました。
そんなわけでブロックの撤去補助金だけの申請をするとまたまた役所から連絡が・・・
「今回協議をした結果、既存ブロックの上にアルミフェンスを新設しても補助金が出ることになりました」との驚きの報告がありました。
役所にしてはなんという柔軟な対応！
何度か申請書は作り直しましたが結果的には補助金はしっかり利用できることとなりめでたしめでたしということです。
補助金申請が受理されましたのでようやく工事を開始することが出来ます。
つづく
