屋根と屋根が交差する部分には雨水を流すための谷となる板金(谷どい)が必要となります。
この深さが深いほど大雨でも溢れないため安心です。
しかし昔のように土を用いての瓦を葺く方法であればある程度は自由がきいたのですが最近では釘で瓦を留め付けるため高さにシビアなので制限があります。
通常は15mmほどの立ち上げのようですがいくらなんでも不安ですので+10mmの25mmにしましたよ。
たかが10mm、されど10mmですよ。
このように雨が流れて集まってきますので。
瓦は日本瓦の王道、いぶし銀です。
昔から変わらず、あまり流行りすたりがなく、飽きのこないのが和風住宅の特徴のひとつですね。