
80年以上経過している門柱。
さすがに補修が必要な箇所が出てきました。
というよりもよくこれまで補修なしで維持してきたなと思うほどの頑丈さです。

補修は左官さんのお仕事です。

見た目だけではなく打撃して浮いている部分はすべて撤去してもらいました。
セメントを塗っているだけのように見えますが実は砂利が混じっています。
砂利は色や大きさを選別して既存のものになるべく近づかせるという手間が掛けられています。

完成後の写真です。
目地は施工直後なので黒く見えていますが乾けばもう少しなじむと思います。
それにしても補修したとは思えないほど自然に仕上げてくれました。
こういう補修工事はどうしても新しいほうに違和感が出て浮いてしまうものなんですけどね。

こちらは左側が補修したところです。
よーく見ないと違いが判らないほどの仕上がりですよ。
施工直後でこの仕上がりですので少し時間が経過すれば完全になじむことでしょう。
これがお金をいただける仕事というものですね、すばらしい!