家は売るもの?家は造るもの!

大場建築

2014年06月19日 18:03



浜北建築組合の定例会に出席ました。月一ですけどみんな出席しますねー。
大工はたのしい仕事です。そのたのしい仕事の情報交換を出来るすばらしい集団です。
大工は、毎日おおきな工作をして代金をいただける、そんな仕事です。

売れる家ではなくて丈夫で長持ちする家を造ることを真剣に考えています。
結して高価な材料や最新の設備を取り入れるという事ではないですよ!!
太陽光発電や断熱材、省エネ機器、立派なシステムキッチンやシステムバスを取り入れるという事ではありません。
それは設備ですからね!!そういうことは専門の設備屋がおこなうことですからどこの工務店だって出来ることです。

そうではなくて大工はガタが来ない家を造るというのが仕事です。
なんてことを一服の時に他職の職人さんと話をしました。





























先日も建築組合の親方が小僧として年下の宮大工さん(自分の息子くらい)に教えをいただいてるお寺の建築現場を見学させていただきましたよ。
見学させてもらえることを親方と宮大工さんに本当に感謝です。(見学だけではなくて現場に参戦してくれと誘ってもいただきました)

大工として見習いたいのは自分の仕事を断ってまでも小僧として宮大工さんの教えを身に付けたいという親方の姿勢ですね。
このような気持ちが伝統のある天竜・浜北建築組合の大工精神だと、技術の伝承です。

大工(建築屋)は家を造る職業ですよ、設備屋ではありません!
と、最近あらためてですが感じるということです。

大工のひとりごとですみません・・・











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